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ピラティスインストラクター資格の費用は?節約できるおすすめ資格も
ピラティスの資格を取るためには、コースによって高額な費用が掛かることがあります。でも、できるだけ費用を抑えたいと思う反面、質の悪い講座は受けたくないという方も多いのではないでしょうか?
この記事では、ピラティス資格取得にかかる費用の相場や、賢くコストを抑えるためのポイントをご紹介します。お得にインストラクター資格を取得したい方にぴったりな情報をお届けします。
目次
ピラティス資格取得にかかる費用相場
ピラティスの資格は、大きく分けてマット資格とマシン資格の2種類があります。そして、国内資格・国際資格と種類にも違いがあるため、どの資格をどんな目的で受講するかによって費用の相場は変動します。
特に、マシン資格は設備費や講義時間が長いことから、費用が高くなりやすく、マシンも4種類と複数存在するため、各マシンごとに受講すると費用がかさみます。
また、国際資格はサポートが充実しているため、国内資格よりも費用が高くなる傾向があります。マットピラティスの資格取得にかかる費用
マットピラティスの資格は、マシン資格に比べて費用が安く、受講のハードルが低いことが特徴です。基本的な動作を中心に学び、自宅でも簡単に練習できるため、ピラティス初心者やフィットネス業界への入門者におすすめです。
また、オフライン・オンライン両方で学べるため、学びやすさが魅力であり、特にオンラインコースは、時間や場所を選ばずに学べるため、多忙な方や遠方の方でも取り組みやすく、リーズナブルに始められる選択肢として人気があります。マシンピラティスの資格取得にかかる費用
マシンピラティスの資格取得は、専用のピラティスマシンを使用するため、オンラインでの学習が難しく、全体的に費用が高くなりやすいです。
また、もう一つの理由として、設備費やメンテナンスコスト、講義時間の長さが価格に影響しています。しかし、マシンピラティスの資格を取得することで、マシングループレッスンやプライベートレッスンの指導ができるので、指導の幅が広がり、活躍の場を増やせられます。
アスリート向けからリハビリテまで効果的なアプローチができるため、インストラクターとしての信頼度も向上します。また、独立開業を目指す方にとっても、非常に有益なステップと言えるでしょう。マットとマシン、両方の資格を取得するのにかかる費用
コンプリヘンシブ・ピラティスは、すべてのピラティスマシン(キャデラック、チェア、バレルなど)を使いこなす上級者向けの資格です。受講には時間と費用がかかりますが、その分、深い学びとスキルが得られます。マシンを駆使してクライアントの身体機能向上を実現し、充実したセッションが提供できるようになります。学びの過程で達成感を抱きながら、充実した時間を過ごすせるでしょう。
ピラティス資格取得の費用を抑えるポイント
ピラティスインストラクターの資格を安く受講ポイントをご紹介します!
同じスクールですべての資格を取得する
多くのスクールでは、マットピラティスとマシンピラティスの資格コースを提供しており、1つのスクールで全ての資格を取得することで割引が適用される場合があります。また、同じスクールで学ぶことで、メソッドが統一されており、学習がスムーズでわかりやすくなります。結果的に時間や費用を節約できるため、効率的に資格を取得したい方にとって、非常に魅力的な選択肢となるでしょう。
セットで資格を複数取得する
最近、リフォーマーから学びたいという方が増えていますが、スクールによってはマットピラティスを学んでからでないとリフォーマー資格を受講できない場合があります。そのため、マットとリフォーマーをセットで取得できるコースを提供しているスクールを活用するのがおすすめです。リフォーマーの基礎はマットエクササイズにあるため、まずマットピラティスをしっかりと学んでからリフォーマーに進むと、より効果的に学べます。最近では、マットとリフォーマーを組み合わせた資格コースも登場しており、効率よく学ぶためにこうしたコースをうまく活用しましょう。
キャンペーン期間を有効活用する
多くのピラティススクールでは、入会金割引や早期申込割引といったキャンペーンを実施しています。こうしたキャンペーンの時期を狙って申し込むことで、資格取得にかかる費用を抑えられます。また、友だち紹介キャンペーンを活用するのもおすすめです。友人や知人と一緒に申し込むことで、さらに割引を受けられる場合があります。定期的にキャンペーン情報をチェックしましょう。
資格取得の補助ある職場を選ぶ
ピラティスインストラクターを目指す際、資格取得費用を援助してくれる職場を選ぶのも有効な手段といえます。福利厚生制度が充実しているスポーツクラブやピラティススタジオでは、社員や契約インストラクターのための資格取得支援プログラムが用意されている場合が多くあります。特に大手のピラティススタジオは、資格取得制度が充実している可能性が高いため、費用を軽減できるメリットと共に、働きながらスキルアップすることもできる魅力的な選択肢です。
ピラティス資格を費用で選ぶのが危険な理由
ピラティス資格を取得する際、できるだけ費用を抑えたいと考えますよね。高額なコースが必ずしも良いわけではありませんが、安価なコースにはそれ相応の理由があります。実際、安い資格コースを受講した結果、「ピラティスの基礎が身につかず、よくわからなかった、資格もあまり役に立たなかった」という声も少なくありません。せっかくの投資を無駄にしないために、資格取得コースの選びのポイントを紹介します。
業界で認められた資格を選ぶ
ピラティス資格を取得する際には、その資格の信頼性と業界での認知度を重視するとよいでしょう。よく知られたスクールや、ピラティス業界で評判の資格を選ぶことをおすすめします。なぜなら、ピラティス資格は民間資格なので、資格プログラムの基準やルールがありません。中にはプログラムが不十分な資格スクールがあるのも事実です。その結果「結局指導できない」「役立たない」となる可能性があるからです。特に、ピラティス専門団体でない運営が発行する資格は避けるべきでしょう。信頼性のある資格スクールを選ぶことで、投資を無駄にせず、将来のキャリアにしっかりと活かせる資格を手に入れましょう。
求めるスキルを習得できない可能性がある
ピラティス資格の取得を目指す方の理由は1つではありません。
その例として下記があげられます。
・ピラティスインストラクターの方は、クライアントへの信頼と権威を高めるため
・理学療法士や作業療法士の方は、ノウハウを仕事に活かし年収をアップさせるため
・ピラティスの愛好家の方は、より充実したスキルで自分の人生を豊かにするため
他にも、転職・副業・独立など目的はさまざまです。
求めるピラティス知識・スキルを身に着けるためには、安価な資格コースを基準に受講を決めるのは非常に危険です。
ピラティスの資格コースには、それぞれ考え方やベネフィットがあるため、「何のために資格を取るのか?」を最大の選定基準にし、費用のみで選ばないようにしましょう。質が保証されていない安価なスクールのリスク
安価なピラティススクールでは、講師の質やカリキュラムが不十分なことが多く、全くついていけずに再度学びなおす羽目になることがあります。
ついていけない、、、というのは例えば、安いスクールでマット資格を取得した後、国際レベルのマシンコースに進んだ際、エクササイズの形は知っていても、どの筋肉にフォーカスし、何を目的としたエクササイズなのかが理解できていない、といったケースを多く見かけます。
安全面の知識も不足しており、怪我のリスクが高まる可能性もあります。インストラクターとして活躍したいなら、時間がかかっても正しい知識とスキルをしっかり身につけることをおすすめします!費用を節約しながらピラティス資格の取得を目指そう
ピラティス資格を取得する際、費用を節約しながらも質の高い学びを得ることは可能です。信頼できる団体を選び、キャンペーンやセット割引を活用することで、コストを抑えつつ充実した教育を受けられます。また、資格取得をサポートしてくれる職場を選ぶのも選択肢としてはありですね。投資を無駄にしないよう資格取得を目指しましょう。
Nami
株式会社ZENPLACE、年間200本の講座を運営するアカデミー事業部にて、ピラティスやヨガ、ボディワークに関するセミナーの企画、運営に携わり多くの講師・インストラクターと交流。
ピラティスとwell-beingの普及に尽力、専門誌にも寄稿。幅広い知識で多方面から最新の健康情報を発信し続けています。
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