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副業でピラティスインストラクターをはじめるために資格は必要か?
ピラティスの需要が近年高まっていることから、ピラティスインストラクターという職業も注目を集めています。
そんな中でも、本業を軸に大好きなピラティスでも収入を得られる副業としての働き方は業界の中でも目立ってきています。 しかし、副業をするためにはどのような準備と知識が必要なのか分からない方も多いのも事実です。 なんとなく、「ピラティスの資格を取得した方が良い」と認識している方は多くいますが、適当に資格選び、取得をしても、それを正しく仕事に活かすことできません。 ピラティスインストラクターになるための正しい準備ができず、成り行きで副業をはじめ上手くいかず、結果ピラティスで生活が苦しくなってしまう前に、ピラティスインストラクターを副業として始めるために抑えておきたい情報を本記事では紹介していきます。
これから副業でピラティスインストラクターを目指したい方はぜひ参考にしてみてください。
目次
01
副業としてピラティスインストラクターをする現実
02
ピラティスインストラクターを副業にするメリット
好きな時間に勤務できる体制が整っている
オンラインで自宅からレッスンができる
キャリアを積んで、独立開業もできる
03
副業ピラティスインストラクターになるときに意識するポイント
本業とのバランスチェックは必須
希望の時間帯や曜日がある職場を選ぶ
雇用制度を確認する
オンラインレッスンの場合は連絡手段などもチェックする
04
副業ピラティスインストラクターやるなら、まずピラティススクールで資格を取得しよう!
資格取得すると仕事の選択肢が増える
将来正社員として、活躍できる選択肢も増える
05
副業として働くピラティスインストラクターの業務形態
自分のペースで働きやすい業務委託(フリーランス)
新人インストラクターにおすすめなアルバイト勤務
魅力的なスタジオ経営
どこでも働けるオンライン講師
06
ピラティスインストラクターを副業にする際によくある質問
副業の見つけ方は?
副業の場合に確定申告は必要?
07
ピラティスインストラクターを副業にして日々を充実させよう
副業としてピラティスインストラクターをする現実
ピラティスインストラクターを副業として活動する人は年々増加しています。正社員と比べると、働く時間や場所の自由度が高い点が魅力ですが、一方で集客面での課題があります。副業で安定した収入を得るためには、生徒を継続的に集める必要があります。そのためには、資格の取得は必須と考えた方がいいでしょう。もちろん資格以外にも大事なことは多くありますが、資格取得を最初に考えましょう。
ピラティスインストラクターを副業にするメリット
副業を考える方にとって、ピラティスインストラクターは魅力的な選択肢です。まず、健康やフィットネスに対する高い関心を活かせる点が大きな魅力です。また、ピラティスの人気は年々高まっており、安定した需要があります。さらに、インストラクターとしての柔軟な勤務時間は本業との両立がしやすく、自己成長と収入の両方を追求できる理想的な副業です。
好きな時間に勤務できる体制が整っている
ピラティスインストラクターは、副業に最適な理由の一つが「自由な勤務時間」です。あなたのライフスタイルに合わせて、朝、昼、夜と好きな時間にレッスンを組める柔軟性が魅力です。本業の仕事との両立がしやすく、会社員や主婦の方も無理なく収入を増やせます。
オンラインで自宅からレッスンができる
2つめの理由は、オンラインレッスンの普及です。自宅からでもピラティス指導ができるので、自分の都合に合わせて働ける柔軟さが魅力です。さらに、オンライン講座を自ら開講し、SNSで集客することもできます。場所を選ばない働き方ができる魅力的な副業です。
キャリアを積んで、独立開業もできる
3つ目の理由は、独立開業の可能性です。経験を積んでクライアントを増やせば、自宅で開業することも夢ではありません。将来的に場所や時間に縛られず、自分のペースで働けるのが大きな魅力です。副業から始め、低リスクで独立を目指せる魅力的な仕事です。
副業ピラティスインストラクターになるときに意識するポイント
本業とのバランスチェックは必須
副業としてピラティスインストラクターをする際も、責任感を持つことが大切です。クライアントさんはレッスンに期待をして来てくださるので、その期待に応える準備が必要です。レッスンの準備や移動、事務作業など、意外と時間がかかることもあります。本業とのバランスを保ちながら、無理なくできる時間を確保することが大切です。副業を楽しみながら続けるためにも、時間管理と計画が大事ですね。
希望の時間帯や曜日がある職場を選ぶ
自分のライフスタイルに合った時間帯でレッスンを開講しているスポーツクラブやスタジオを選びましょう。多くのスタジオでは、曜日と時間を固定し、数か月単位で契約することが一般的です。基本的に契約したレッスンは休まないことが求められますが、どうしても休みを取らざるを得ない場合の対応も確認しておくと安心です。本業の勤務時間やプライベートの時間を考慮し、無理なく続けられる環境を選ぶことが成功のポイントです。
雇用制度を確認する
将来的にピラティスインストラクターを本業にしたいなら、正社員制度のある職場を選ぶこともおすすめです。正社員として働くことで、職場環境を事前に体験でき、転職した場合、雇用保険や社会保険に加入することで安定した収入を得ることができ、より安心してキャリアを築くことができるでしょう。
オンラインレッスンの場合は連絡手段などもチェックする
近年、オンラインでのピラティスレッスン提供が増えています。オンラインで働く際は、面談や定期的なミーティングの有無を確認することが大切です。また、チャットツールやビデオ通話などでスムーズに連絡が取れるかどうかも事前にチェックしておきましょう。円滑なコミュニケーション環境が整っていれば、副業をよりスムーズに進めることができます。
副業ピラティスインストラクターやるなら、まずは資格を取得しよう!
ピラティスインストラクターの資格は民間資格なので、資格は必須ではありませんが、副業でやるなら資格取得がおすすめです。資格があることで仕事の選択肢が広がり、自信を持ってレッスンできるようになります。詳しく解説します。
資格取得すると仕事の選択肢が増える
ピラティスインストラクターの資格を持っていれば、スタジオやフィットネスクラブだけでなく、病院や介護施設でも働けます。副業で働く場合のピラティスインストラクター求人の多くは資格保有者を求めており、即戦力を期待されます。さらに、マットだけでなくリフォーマーを扱えると、さらに仕事の幅が広がります。
将来正社員として、活躍できる選択肢も増える
ピラティスの人気上昇に伴い、正社員のインストラクター求人も増えています。良いレッスンを提供し、多くのクライアントを集められれば、正社員採用の際に有利になります。そのためには、ピラティススクールで資格を取得するのが効果的です。将来、ピラティスインストラクターを本業にしたい方にとっては大きなメリットになります。
副業として働くピラティスインストラクターの業務形態
ピラティスインストラクターの副業には、アルバイト勤務、業務委託(フリーランス)、独立開業、オンライン講師の4つの形態があります。自分のライフスタイルや目標に合わせて働き方を選ぶことが、副業を効率よく進めるポイントです。ここでは、副業ピラティスインストラクターに適した4つの働き方をご紹介します。
自分のペースで働きやすい業務委託(フリーランス)
ピラティススタジオやスポーツクラブと業務委託契約を結び、フリーランスとしてレッスンを行う働き方です。曜日と時間を決めて数か月単位で契約し、経験やスキル、集客実績に応じてレッスン単価が決まります。
メリット
・高収入が期待でき、1時間あたり3,000円〜5,000円が目安(それ以上になることもある)
・自分の都合に合わせてレッスンの時間帯を決められる
デメリット
・急な休みを取りづらく、代行インストラクターを探す必要がある
・レッスン後のクライアントフォローなどで、予定外の時間がかかることも多い新人インストラクターにおすすめなアルバイト勤務
見習いインストラクターとして、スタジオで事務作業や清掃などの業務を行いながらインストラクターとして働く形態です。ピラティスインストラクターの仕事に慣れたい方におすすめです。
メリット
実務を通してインストラクターとしてのスキルアップができる
スタジオでの仕事を通じてピラティス業界の人脈を広げられる、情報収集できる
デメリット
給与が低めのことが多い
事務作業が苦手な方には負担が大きい可能性がある魅力的なスタジオ経営
自宅でピラティススタジオを運営するのは、自分のライフスタイルに合わせて働き、副収入を得られる魅力的な選択肢です。高収入を目指すことも可能です。初めは自宅開業でリスクを抑え、ゆくゆくはマンションなどを借りてスタジオを拡大することも考えられます。
メリット
・自分のペースで働ける
・高収入を狙える
・理想のスタジオを実現できる
デメリット
・経営経験や資金が必要
・集客や事務作業が自分の負担
・収入の安定が難しい(特に初期)どこでも働けるオンライン講師
オンラインでマットピラティスレッスンを提供する場合、ZOOMやYouTube配信を使って行います。オンラインスタジオと契約するか、自分で運営することも可能で、ある意味では独立開業と言えます。クライアント数を増やせば、1時間あたりの収益が上がり、効率が良いです。
メリット
・場所や時間に縛られずに働ける
・日本中、さらには海外のクライアントにも指導可能
デメリット
・安定したオンライン環境が必要
・対面レッスンに比べて単価が安いことが多い
・生徒との距離感が生まれやすいピラティスインストラクターを副業にする際によくある質問
ピラティスインストラクターを副業にする際によくある質問に回答します。
副業の見つけ方は?
求人サイト、ピラティススタジオの公式サイトで求人を探しましょう。募集要項を確認し、書類選考後にオーディションが行われることが多いです。知り合いにインストラクターがいれば紹介してもらうのも良い方法ですね。また、ピラティススクールで資格を取得後、お仕事の紹介を受けることができるスクールもあります。
副業の場合に確定申告は必要?
副業の年間収入が20万円を超えた場合、確定申告が必要です。収入に応じて申告を忘れずに行いましょう。
ピラティスインストラクターを副業にして日々を充実させよう
ピラティスインストラクターを副業として始めることは、体の知識を深め、自分自身や周りの人々に貢献できる非常に魅力的な選択です。とても楽しく、やりがいがあります。実際のところ、ピラティスインストラクターの約半数が副業からスタートしてると言えるでしょう、意外にも多くの人が他の仕事と併用しています。スケジュール管理に慣れるまで時間がかかるかもしれませんが、コツを掴めば充実したピラティスライフが待ってます!本業とのバランスを見つけながら、ぜひチャレンジしてみてください。
Nami
株式会社ZENPLACE、年間200本の講座を運営するアカデミー事業部にて、ピラティスやヨガ、ボディワークに関するセミナーの企画、運営に携わり多くの講師・インストラクターと交流。
ピラティスとwell-beingの普及に尽力、専門誌にも寄稿。幅広い知識で多方面から最新の健康情報を発信し続けています。
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