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ピラティス資格の取得期間はどのくらい?流派別にかかる期間を紹介
ピラティス資格を取得したいと考えている方にとって、資格取得にかかる期間はとても気になると思います。資格の種類や流派によって、その勉強期間は大きく異なります。本記事では、効率的にピラティス資格を取得するために、各流派やコース別の平均取得期間を詳しく紹介します。ピラティス資格の取得を目指している方は、ぜひ参考にしてください。

目次
01
ピラティス資格の取得期間はタイプで異なる
マットは数週間程度
マシンは数ヶ月~数年かかる場合もある
02
ピラティス資格を初心者が短期間で取るのはおすすめできない
03
主要なピラティス資格取得の期間はどのくらい?
balanced body|3ヶ月程度を想定
PHI Pilates|2週間以上を想定
Peak Pilates|1ヶ月程度で取得可能
POLESTAR PILATES|9ヶ月から取得可能
04
ピラティス資格の取得期間を短くするポイント
通いやすさを重視する
自分のスケジュールを把握し授業を上手に受ける
自分のスケジュールを把握し授業を上手に受ける
オンラインと実技がハイブリッドになった講座を選ぶ
05
期間を把握してピラティス資格の取得に役立てよう
ピラティス資格の取得期間はタイプで異なる
ピラティス資格の取得期間は、取得したい資格の種類によって異なります。
例えば、マットピラティスの資格は比較的短期間で取得可能で、数週間から数ヶ月で終了します。一方、マシンピラティスの資格は、使用するピラティスマシンの種類が多く、指導方法も幅広いため、数ヶ月から1年以上かかることもあります。
マットピラティスのコースでは、ピラティスの基本的な動き(エクササイズ)を学びますが、マシンピラティスではその動きをマシンで応用・展開します。より深く学んでいくイメージですね。マシンを使っての動きの理解や指導方法を習得するために必要な時間数が増え、資格取得にかかる期間が延びることがあります。次に、それぞれの資格取得期間について詳しく解説していきます。マットは数週間程度
マットピラティスの資格は、比較的短期間で取得ができます。数週間から数ヶ月で取得できるものが多く、最短では数週間で取得できるスクールもあります。 資格取得までの期間は、復習や練習の取り組み方やスクールのプログラム内容によってさまざまです。
伝統的なピラティスエクササイズは約60あると言われています(数え方はスクールによって異なります)。 初級のコースだけを受講すれば早く資格が取れますが、中級・上級コースも受講すると、その分期間が長くなります。マットコースの応用としてプロップス(フォームローラーやボールなどの小物)を使った指導方法を学ぶコースもあります。 オンラインやオフラインの受講形式によっても、取得期間は異なりますので、オンラインは上手く活用いただきたいです。マシンは数ヶ月~数年かかる場合もある
マシンピラティスの資格は、マットピラティスに比べて取得までに時間がかかることが多く、平均して数ヶ月から1年以上かかる場合もあります。
授業とは別で、数ヶ月の学習期間が必要と考えておくべきで、リフォーマーというマシンで最低3ヶ月とみておいたほうがよいです。
ピラティスは、使用するマシンやエクササイズのバリエーションが豊富であること、マシンの機能と使い方を理解する必要があること、クライアントの体の状態にあわせた指導が必要なこと、などから学ぶ内容がとても多いため、より長い期間が必要となるのです。
マシンピラティスでは、リフォーマーやキャデラックといったマシンを使った指導方法を学びます。クライアントの体力レベルや特定の症状にあわせたエクササイズが提供できるようになりますが、その分学ぶことが増え、資格取得までの期間も長くなります。
短期間で資格を取得したい場合、集中型の時間コースを選び、集中して復習するという方法もあります。また、時間に余裕があり、じっくり学びたい方は長期的なコースを選択し、着実にスキルを身につけることも推奨します。
どちらにしても、マシンピラティスは深い理解と技術が求められるため、しっかりとした学習計画を立てることが大切ですね。ピラティス資格を初心者が短期間で取るのはおすすめできない
ピラティス初心者の方が短期間で資格取得することは、あまりおすすめできません。
ここで言う数週間とは、2~3週間でまず、短期間ではピラティスの基礎が十分に身につかないことが多く、エクササイズの正しいフォームや体の動きの理解をするには不十分だからです。
また、短期間で多くの情報を学ぼうとすると、内容を十分に消化できず、学習の焦りが生まれてしまいます。
特にピラティスインストラクターを目指す初心者にとっては、基礎の積み重ねが重要です。 しっかりとした土台を築くためには、時間をかけて学び、実技と理論をバランスよく習得することが大切です。主要なピラティス資格取得の期間はどのくらい?
ピラティス資格の取得期間は、流派によって異なります。資格取得までの期間が長いほど難易度が高くなりますが、その分得られるベネフィットも大きくなります。マット資格の場合、Balanced Bodyは3~6ヶ月程くらい、PHI Pilatesは2週間以上、Peak Pilatesは1~2ヶ月、BASI Pilatesは4 ~6ヶ月で資格を取得できると思います。また、POLESTAR PILATESは9ヶ月以上かかりますが、しっかりとした知識とスキルが身につき、より深い理解が得られるでしょう。
balanced body|3ヶ月程度を想定
Balanced Bodyの資格取得は、マット資格が約3~6ヶ月、マシン(リフォーマー)資格は6ヶ月から1年程度かかります。集中して、短期間で取得もできますが、balancedbodyはエクササイズのバリエーションが多いため。時間をかけて学ぶ必要があります。しっかりと習得したい方には、マット~全てのマシン資格を2年で取得できたら優秀です!
PHI Pilates|2週間以上を想定
PHI Pilatesの資格は、マット資格が2週間から1ヶ月程度で取得できるため、短期間で基礎を学びたい方におすすめです。マシン資格はやや長く、1ヶ月から2ヶ月かかりますが、他の流派に比べると依然として早く取得可能です。養成コースには男性の受講生が多い印象があり、短期間で効率よくピラティスインストラクターのスキルを習得したい方にとって、PHI Pilatesは効率よい選択のひとつだと思います。
Peak Pilates|1ヶ月程度で取得可能
Peak Pilatesのマット資格は約1ヶ月で取得できますので、短期間に伝統的なピラティスエクササイズの基礎を学びたい方におすすめしたいです。マシン資格は6ヶ月から1年程度の期間が必要ですので、マシンの使用方法や指導方法をしっかりと学べます。Peak Pilatesは、ピラティスの基本から専門的な知識まで幅広く学べるため、 マットは短期間でスタートして、資格取得したら、マシンを長期的に学び、スキルを深めたい方におすすめです。
POLESTAR PILATES|9ヶ月から取得可能
POLESTAR PILATESは、マット資格が約9ヶ月~1年程度、マシン資格は1年~2年程度かかるため、他の流派と比べると長期間の学習が必要です。しかし、その分深い学びを得るられます!リハビリテーションや運動療法の視点を取り入れたレベル高いスキルを習得できます。しっかりとした基礎を学びたい方や、理学療法士や医療従事者向けに特化したプログラムも多いため、リハビリや機能改善を学びたいという方におすすめです。
ピラティス資格の取得期間を短くするポイント
ピラティス資格を短期間で取得するためには、いくつかの大切なポイントを押さえるとよいでしょう。
自分の生活スタイルに合った講座を選び、計画的に学ぶことで。通いやすいスクールを選び、効率よく講義を受けること。
実技の復習を早めにスタートすることです。また、オンライン型やハイブリッド型の講座を選ぶことで、時間を有効することもできます。通いやすさを重視する
ピラティス資格を短期間で取得するには、通いやすさを重視することがとてもに大切です。遠方のスクールや、開催回数が少ない講座、スケジュールがなかなか合わない講座を選ぶと、受講日程がずれ込み、修了までの期間が長引いてしまうでしょう。自宅や職場から通いやすく、開催スケジュールが自分に合うスクールを選ぶと、短期間で学習を進められます。さらに、受講スケジュールの調整が可能なスクールを選ぶと、よりスムーズに修了できるでしょう。また、オンラインとオフラインを組み合わせたハイブリッドの講座を活用することもおすすめです。スクール選びに迷ったら、最終的には通いやすさで決めれば間違いありません。
自分のスケジュールを把握し授業を上手に受ける
ピラティス資格を短期間で取得するには、長期的なスケジュールを調整し、計画的に授業を受けるとよいでしょう。特にマシンコースは、マットコースよりも長期間にわたるため、途中でライフスタイルの変化があっても、あらかじめ予定を立てておくことで、より早く資格取得できるようになるでしょう。計画を立てずに通い始めてしまうと、目の前の学習に追われてしまい、長期的な計画が乱れてしまうケースが多く見られます。効率よく学ぶためには、あらかじめスケジュールを組んで、資格を取得するイメージを持ちながら学習をスタートすると、モチベーションを維持しやすくなります。
ハイブリッド(オンライン+オフライン)講座を選ぶ
オンラインとオフラインを組み合わせたハイブリッド講座を選ぶと、早く資格を取得できます。オンラインで基礎解剖学やエクササイズ理論などを学び、オフラインで実技の練習をすることで、効率よく学習を進められるのが魅力です。オンライン講座は、自分のペースで学べるので、オフラインより時間調整しやすいです。また、オフライン講座では直接指導を受けることで、その場で不安な点を解消できるので、効率よく復習できます。もしオンライン講座を中心に進める場合でも、オフラインで実技を学ぶ機会を自分で作ることを意識しましょう。資格取得スピードが速まります。時間を有効活用して資格を早めに取りたい方にはハイブリッド講座をおすすめします。
期間を把握してピラティス資格の取得に役立てよう
ピラティス資格を取得するには、まず各流派の資格取得期間をおおよそ把握しましょう。
マット資格は短期間で取得できるものもあれば、マシン資格や包括的なコースは数ヶ月から1年以上かかるものもあります。
自分の目的やスケジュールを考えて、無理のない期間を選びましょう。また、オンラインとオフラインを組み合わせたハイブリッド型の講座は、時間を効率的に使って学ぶのに役立ちます。
スムーズに資格取得できるよう、長期的に自分の学習計画を立ててしまいましょう。スクールに通い始めて、学びがスタートしたら、微調整しながら焦らず学習を進めて、資格取得を目指しましょう。

Nami
ピラティスコンプリヘンシブ資格/はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師師国家資格保有。 株式会社ZENPLACE、年間300本の講座を運営するアカデミー事業部にて、ピラティスやヨガ、ボディワークに関するセミナーの企画、運営に携わり多くの講師・インストラクターと交流。 ピラティスとwell-beingの普及に尽力、専門誌にも寄稿。幅広い知識で多方面から最新の健康情報を発信し続けています。
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